エアコンとサーキュレーターを併用すると電気代は安くなる?節電効果と正しい使い方を徹底解説

夏の冷房や冬の暖房を使う時期になると、「エアコンの電気代を少しでも節約したい」と考える方も多いのではないでしょうか。
そこでおすすめしたいのが、エアコンとサーキュレーターの併用です。
サーキュレーターは、それ自体が部屋を冷やしたり暖めたりする家電ではありません。
室内の空気を循環させ、エアコンの冷暖房を効率よく部屋全体へ行き渡らせるために活躍します。
実際に、冷房時は冷たい空気が床付近にたまりやすく、暖房時は暖かい空気が天井付近にたまりやすいため、サーキュレーターで空気を動かすことで温度ムラを抑えることができます。
今回は、エアコンとサーキュレーターを併用した場合の電気代、節電につながる理由、季節ごとの正しい使い方、置き場所のポイントまで詳しく解説します。

エアコンとサーキュレーターの併用で電気代は安くなる?

結論からいうと、エアコンとサーキュレーターを併用することで、電気代節約につながる可能性があります。
ポイントは、サーキュレーターそのものがエアコンより省エネだからというだけではありません。
サーキュレーターによって室内の空気を循環させることで、部屋の温度ムラが小さくなります。
例えば冷房の場合、エアコンから出た冷気は下へ移動するため、床付近だけが冷えて、天井付近や部屋の奥が暑いという状態になることがあります。
この状態では「エアコンをもっと強くしたい」「設定温度を下げたい」と感じやすくなります。
そこでサーキュレーターを使って冷気を部屋全体へ循環させれば、エアコンの冷房を効率よく利用できます。

つまり、
エアコン+サーキュレーター

温度ムラを減らす

設定温度を必要以上に下げない

結果的に電気代節約につながる
という考え方です。

ただし、住宅の断熱性能、部屋の広さ、エアコンの能力、外気温、設定温度などによって効果は変わります。
必ず一定額安くなるわけではない点には注意しましょう。

サーキュレーター自体の電気代はどれくらい?

「サーキュレーターを追加すると、その分電気代が増えるのでは?」と心配になる方もいるでしょう。
もちろんサーキュレーターも電気を使用します。
一例として、最大消費電力21W程度のサーキュレーターでは、電気料金単価を31円/kWhとすると、単純計算で1時間あたり約0.65円です。

仮に1日8時間、30日使用した場合は、
約0.65円 × 8時間 × 30日=約156円
となります。

実際の電気代は運転モードや機種によって異なりますが、サーキュレーターの消費電力はエアコンと比べると小さいため、エアコンの運転効率を高められれば十分に活用する価値があります。
パナソニックの解説でも、最大消費電力21W程度のモデルを例に、サーキュレーターの電気代は1時間あたり約0.5円と紹介されています。

【冷房】エアコンとサーキュレーターを併用する方法

夏の冷房では、冷気を部屋全体に循環させることが重要です。
冷たい空気は下にたまりやすいため、サーキュレーターは床付近に置き、風を上方向へ送る方法がおすすめです。
特に、

  • エアコンから離れた場所が暑い
  • 足元だけ冷える
  • 部屋の上部に熱気がこもる
  • 広めのリビングで冷房が効きにくい

という場合には、サーキュレーターの併用を試してみましょう。
部屋の形によっては、エアコンの対面にサーキュレーターを置き、冷気を部屋の奥へ送り込む方法もあります。
重要なのは「人に直接風を当てる」ことよりも、「部屋の空気を循環させる」ことです。

【暖房】冬もサーキュレーターが活躍

サーキュレーターは夏だけのものではありません。
冬の暖房でも、エアコンとの併用によって効率アップが期待できます。
暖かい空気は上へ移動するため、暖房を使っていると天井付近ばかり暖かくなり、床付近が寒いという状態になりがちです。
そこでサーキュレーターを床に置き、上方向へ風を送ります。
天井付近にたまった暖気を循環させることで、部屋全体の温度ムラを抑えやすくなります。
暖房の場合は「足元が寒いから設定温度を上げる」という前に、サーキュレーターで空気を循環させてみるのもおすすめです。
パナソニックの解説でも、暖房時は床付近から風を送り、天井付近にたまった暖気を循環させる使い方が紹介されています。

エアコンの設定温度を見直すことも節電ポイント

サーキュレーターを使う目的は、「エアコンを使わないこと」ではありません。
エアコンを効率よく使い、必要以上に設定温度を変更しないことがポイントです。
例えば夏場に「暑いから設定温度をどんどん下げる」という方法では、消費電力が増えてしまう可能性があります。
一方、サーキュレーターで空気を循環させ、風を上手に利用すれば、同じ室温でも涼しさを感じやすくなる場合があります。
パナソニックでは、快適性は温度だけでなく、湿度や気流など複数の要素によって決まると説明しています。
風を上手に利用することは、無理なく節電する方法の一つです。

エアコンの風量は「弱」より「自動」がおすすめ

「電気代を節約したいから、エアコンの風量を弱にする」という方法は、必ずしも効果的とは限りません。
エアコンは設定温度と室温の差が大きいときに多くの電力を使います。
そのため、最初から風量を弱くして部屋がなかなか冷えない状態にするより、基本的には「自動」にして、エアコンに効率よく運転させる方法がおすすめです。
サーキュレーターを併用しながら、エアコンの風向きと風量も調整してみましょう。

電気代節約のためにエアコンの掃除も忘れずに

サーキュレーターを使っていても、エアコン本体が汚れていては十分な性能を発揮できない場合があります。
特にチェックしたいのがフィルターです。
フィルターにホコリがたまると空気を取り込みにくくなり、エアコンに負担がかかる可能性があります。
冷房を本格的に使い始める前や、使用頻度が高い時期には、定期的にフィルターの状態を確認しましょう。
また、室外機の周囲に物を置かないことも大切です。
室外機の吹出口や吸込口がふさがれていると、エアコンの効率低下につながる場合があります。

エアコンは「つけっぱなし」と「こまめに消す」はどちらがお得?

エアコンの節電では、「こまめに消した方が安い」と思われがちですが、必ずしもそうとは限りません。
外気温が高い日にエアコンを停止すると、室温が一気に上がり、再び運転した際に強い運転が必要になる場合があります。
一方で、外出時間や外気温などによっては、こまめに消した方が節電になるケースもあります。
つまり、「必ずつけっぱなし」「必ず消す」ではなく、使用環境に合わせて判断することが重要です。

エアコン+サーキュレーターで無理なく節電しよう

エアコンの電気代を節約するために、暑さや寒さを我慢する必要はありません。
おすすめなのは、

  • サーキュレーターで空気を循環させる
  • エアコンの風量を自動にする
  • 風向きを適切に調整する
  • フィルターを定期的に掃除する
  • 室外機の周囲をふさがない
  • 設定温度を必要以上に極端に変更しない

といった小さな工夫を組み合わせることです。
特にエアコンとサーキュレーターの併用は、今あるエアコンを効率よく使うために取り入れやすい節電方法です。
電気代が気になる方は、まずはサーキュレーターの置き場所を変えて、部屋の空気がどのように動くか確認してみてください。

古いエアコンは買い替えだけでなく「処分」も早めに

節電対策をしても、長年使用しているエアコンでは、経年劣化によって冷暖房効率が落ちている場合があります。
「最近エアコンの効きが悪い」「電気代が以前より高くなった」「買い替えたので古いエアコンが不要になった」という場合は、無理に使い続けず、買い替えや処分を検討するのも一つの方法です。
不要になったエアコンの処分でお困りなら、エアコン無料回収アトムへご相談ください。
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